4.2ATX見出し
ATX見出しは、エスケープされていない#を1〜6個並べた開始列と、任意で置く、エスケープされていない#を任意の個数並べた終了列との間にある文字列で、その文字列をインライン内容として解析したものです。開始列の#の後には、スペース、タブ、または行末が必要です。任意の終了列の#の前にはスペースまたはタブが必要で、後ろに置けるのもスペースとタブだけです。開始の#の前には、最大3個のスペースによる字下げを置けます。見出しの生の内容から先頭と末尾のスペースやタブを取り除いてから、インライン内容として解析します。見出しのレベルは開始列の#の個数と同じです。
単純な見出しの例です。
# foo
## foo
### foo
#### foo
##### foo
###### foo
<h1>foo</h1>
<h2>foo</h2>
<h3>foo</h3>
<h4>foo</h4>
<h5>foo</h5>
<h6>foo</h6>
#が6個を超える場合、見出しにはなりません。
見出しが空でない限り、#の列と見出しの内容の間には、少なくとも1個のスペースまたはタブが必要です。現在、多くの実装ではスペースを要求しない点に注意してください。しかし、元のATX実装ではスペースが必須でした。また、この条件は、次のようなものが見出しとして解析されるのを防ぎます。
最初の#がエスケープされているため、これは見出しにはなりません。
内容はインラインとして解析されます。
インライン内容を解析するとき、先頭と末尾のスペースやタブは無視されます。
最大3個のスペースによる字下げが許されます。
4個のスペースによる字下げは多すぎます。
終了の#の列は省略できます。
終了列は開始列と同じ長さである必要はありません。
終了列の後にスペースやタブを置けます。
#の列の後にスペースとタブ以外のものがある場合、その列は終了列ではなく、見出しの内容の一部になります。
終了列の前には、スペースまたはタブが必要です。
バックスラッシュでエスケープされた#は、終了列の一部には数えません。
ATX見出しは、周囲の内容と空行で区切る必要はなく、段落を中断できます。
ATX見出しは空でもかまいません。