3.3 3種類のオプション形式

tarを呼び出すコマンドラインには、操作とオプションを記述する形式が3つあります。これらはtarの歴史の中で異なる時期に生まれました。以下では、新しい形式から古い形式の順に紹介します。

一部のオプションには引数が必須です2。一般に、引数を置く位置は、選んだオプション形式によって決まります。形式ごとの具体的な情報は、以下の各節で詳しく説明します。違いはわずかでも、非常に重要になることがあります。オプションの置き方を誤ると、大切なファイルをいくつも上書きしかねません。この違いをよく確認し、他の形式に慣れるまでは、自分に最も分かりやすい形式だけを使うことを強く勧めます。

一部のオプションは、引数を任意で取ります。そのようなオプションの形式は、あっても長い形式と短い形式だけで、対応する古い形式はありません。これらの引数の指定規則は、必須引数の指定規則より厳しいため、特に注意してください。


(2)

たとえば、--file(-f)はアーカイブファイル名を引数に取ります。アーカイブファイル名を指定しなければ、tarは既定値を使いますが、混乱を招くことがあります。そのため、常に具体的なアーカイブファイル名を指定することを勧めます。