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2.2 差分を周辺の文脈とともに表示する

通常、ファイル間の差分を見るときは、何が変わったのかを正確に理解するため、異なる行の近くにある部分も見たくなります。この周辺部分を文脈(context)と呼びます。

GNU diffには、異なる行の周辺の文脈を示す出力書式が2つあります。context書式とunified書式です。また、異なる行がファイルのどの関数や節にあるのかを表示することもできます。

ファイルの新しい版をdiffの出力としてほかの人に配布する場合は、文脈を示す出力書式のいずれかを使ってください。相手がファイルに小さな独自の変更を加えていても、差分を適用できるようにするためです。この場合、patchは異なる行の周囲にある文脈行をファイル内で探して、差分を適用できます。その行がdiffの示す位置から実際には数行ずれていても、patchは行番号を適切に調整し、正しく差分を適用できます。patchで不完全なdiffを適用する方法の詳細は、不完全なパッチを適用するを参照してください。