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10.8 バックアップファイル

通常、patchはパッチが元の入力に完全一致しない場合にバックアップを作成します。この場合は ‘patch -R’ で適用を取り消しても元のデータを復元できない可能性があるためです(逆向きパッチの適用参照)。ただし POSIX 準拠時には、patchは既定ではバックアップを作りません。patchと POSIX 標準を参照してください。

--backup(-b)オプションは、元の入力との一致に関係なくpatchにバックアップを作らせます。--backup-if-mismatchオプションは不一致のファイルについてpatchにバックアップを作らせ、POSIX 非準拠時の既定です。--no-backup-if-mismatchオプションは不一致のパッチでもpatchにバックアップを作らせず、POSIX 準拠時の既定です。

存在しないファイルをバックアップする場合は、その状態を表すプレースホルダーとして、空で読み取り不可のバックアップファイルを作ります。